リトアニアの伝統的なテーブルマナー

Photo: www.travel.lt

リトアニアの料理は、シンプルでありながら多種多様の調味料を使って自然のもつ素材の味を出来るだけお皿の上で味わえる様に工夫されています。　

リトアニアのテーブルマナーはリラックスしていますが、まずは席の座り方のマナーがある事を知っておくと役だつかもしれません。

通常、世帯主が父親である場合は世帯主の父が壁の近くのテーブルの終わりに座るのです。

まず父親がテーブルの1番奥の壁に近い場所に座ります。　長男は父親の右側に座り、女性は男性の向いに座ります。　母親は父親と反対側のテーブルに座ります。　　

あと、食事の中で最も重要なものは、パン。 リトアニア人にとって、パンはすべての食物で最も重要な存在。　それはリトアニアの伝統の一部と文化の中で活力を見出すのがパンだというのです。　

日本の食文化の中で昔から食べているお米への重要性でしょうか。
日本のコンビニで売っているおにぎりの包装には‘どこどこ産’のお米と書いてお米の味を貴重に思うのとリトアニア人がパンを貴重に思うのは同じかもしれません。

そういうわけで、リトアニアでは家族の中でもっとも尊敬される人の前にパンが置かれ、その家の主、父親の前にパンが置かれるわけです。　

そして父親がパンをスライスすることから食事は始めます、伝統に従って食事をしている家族は今もこの様に食事をするそうです。

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Text: Vin Karnila
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